てんかんとは、病気や脳の損傷などの原因によって作が起こる、慢性の脳の疾患です。

脳内では、微量の電気が流れ、それによって人間の体はコントロールされています。

 

その脳の電気信号が乱れ、大脳ニューロンが過剰に活動することにより、
失神やけいれんといった発作が起こるのがてんかんです。


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てんかん発作の8割は、薬で減らしたり、完全になくしてしまうことが可能です。

 

てんかん発作を治療する薬を「抗てんかん薬」といいます。

抗てんかん薬には、脳の異常な興奮を抑えるタイプや、脳の異常な
興奮の広がりを抑えるタイプのもの、主に2つのタイプの薬があります。

 

また、最近では、ほかの作用を持つ薬も開発されています。

抗てんかん薬は、発作の種類によって使い分けられます。

てんかん発作の種類によって、合う薬の種類や、使う量が変わってきます。

 

同じ発作のタイプの患者であっても、年齢や性別、体重、
合併症の種類、ほかの病気の治療薬との飲み合わせ、
副作用の履歴によって、使われる薬は違ってきます。
抗てんかん薬以外の薬を飲んでいるときは、
その薬との飲み合わせに注意しなければなりません。


薬の飲み合わせによっては、抗てんかん薬の吸収の状態や、
代謝(体内で薬が分解されること)に影響を及ぼすことがあるからです。

 

そうした薬同士の作用により、抗てんかん薬の効きが弱くなったり、
逆に強くなってしまうこともあります。

特に、アレルギーを持っている人は、要注意です。

 

アレルギー性の皮膚疾患や、鼻炎などに抗アレルギー薬が使われますが、
抗アレルギー薬の中には、てんかん発作を誘発するものもあり、
服用には十分に気を付けなければなりません。

実際に、私も抗アレルギー薬とてんかんの薬を服用しているのですが、
抗アレルギー薬の選択肢が非常に狭まります。

 

てんかん発作を誘発してしまったり、
薬の飲み合わせに問題があるものが多いようです。

また、抗ヒスタミン剤と抗てんかん薬の併用では、
眠気の副作用が強く出ることがあります。

 

特に、中枢に移行する力が強いタイプの抗ヒスタミン薬は注意が必要です。

抗ヒスタミン剤は、市販の風邪薬や花粉症などの
アレルギーの薬にも使用されています。

 

ですから、安易に市販薬を服用するのはやめましょう。

服用する場合、必ず主治医に相談してください。


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抗てんかん薬との食べ合わせに注意が必要なものとして、
グレープフルーツが取り上げられます。

これは、すべての抗てんかん薬について注意しなければならないのではなく、
カルマバゼピン(商品名:テグレトール)についての注意です。

 

カルバマゼピン(商品名:テグレトール)では、グレープフルーツを摂取することで、
薬の吸収の速度が速まり、血中濃度の上下が激しくなります。

そのため、発作が誘発されたり、副作用が強く出る可能性があります。

 

グレープフルーツを避けるべき理由は、グレープフルーツに含まれる
「天然フラボノイド」という成分が、肝臓や消化管粘膜にある、
薬を代謝する酵素の力を抑えるためだと考えられています。

 

グレープフルーツを生で食べるだけではなく、グレープフルーツを使った製品、
ジュースなども摂取を控えてください。

グレープフルーツ以外の柑橘類は大丈夫かというと、大丈夫なものと、
避けたほうが良いものがあります。以下にまとめます。

 

【抗てんかん薬と柑橘類の食べ合わせ】

 

★避けるべきもの


・グレープフルーツ
・晩白柚
・土佐ぶんたん
・平戸ぶんたん
・スウィーティー
・ダイダイ
・夏みかん
・ぽんかん
・いよかん
・金柑
・はっさく

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★大丈夫なもの


・バレンシアオレンジ
・レモン
・かぼす
・温州みかん
・マンダリンオレンジ
薬や食べ物との飲み合わせについて、以上に取り上げました。

これ以外にも、サプリメントを服用する場合、
抗てんかん薬との飲み合わせに注意が必要です。

 

飲み合わせについて、心配なことがあれば、
薬の処方をした医師に必ず確認しましょう。また、

薬の処方を受けるときには必ず、どの病院で、
どんな薬の処方を受けているのか、医師に伝えましょう。