アスペルガー症候群は特定の症状を指して言うのではありません。


 

いくつかの症状が合併して発祥している
ケースが多いため、アスペルガーも多動症などを
総称して自閉症としているケースも多いようです。


そのため、アスペルガー症候群だから、この症例と
いう必ず一致するものではないようです。


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いくつかの症状が見える中で、特にアスペルガーの
症状が強いとか、多動症の傾向が強いなどの特徴は
ありますが、どちらの症状もあるようです。

 

そんな理由からアスペルガーだからしつこいという
=(イコール)では説明がしきれない上で、この
アスペルガーの症状を見てみたいと思います。


 
まず、主な症状の特徴として決められたことは、
必ず守ろうとする習慣があります。

その拘り方が尋常ではないので、「しつこい」と認識
されがちですが、本人からすると毎日のルーチンワーク
をこなしている程度の感覚でしかないようです。


 

例えば、トイレは必ず奥から3番目を使うと決めた場合、
他の誰かが3番目を使用している時には、たとえ他の全ての
トイレがあいていたとしても、3番目が終わるまで待っています。


 

対人コミュニケーションを苦手としている子も多いので、
人に声をかけてまで譲ってもらうことはないようですが、
じっと見つめながら、空くのを待っている事がよくあります。


 

空気を読めない、その場の雰囲気に合わせた行動を
取ることも苦手なので、じっと後ろで待っていたり、
顔を睨むように見てしまったりすることもあるため、
誤解を招いてしまうこともよくあります。


 
私たちでも案外同じような行動習慣を持っているので
はないでしょうか?

よく取り上げられる例としてイチロー選手のバッティング
フォームがあります。


必ず同じリズムでバットを回し、垂直に立ててピッチャー
方面を眺め、袖をちょっと持ち上げる。



 
おなじみバッティングフォームは、自分の中で過去を
リセットして、今の打席に集中するための儀式であり、
同じ事を繰り返すことで集中する、スイッチを入れること
に繋がっている。


そんな効果もあると言われています。

イチロー選手はそのスイッチを、雨が降っているから
短縮するのではなく、またバッティングの調子が上がって
きたからと言って、早く投球を呼び込むようなこともしません。

 

どんな状況でも必ず同じ流れがある。

拡大解釈なのかもしれませんが、同じような行動習慣と
言えると思います。


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その習慣の使い方が、
超一流選手の成績を支えるものなのか?


 

一般人が日常生活のリズムとして取り入れていることなのか?

の違いなだけで、必ず同じ習慣を繰り返すという点
では一致しています。

確かイチロー選手は体調の変化を嫌い、必ずカレーを
召し上がるとのテレビ番組を見た記憶があります。

 

この細部へのこだわり方も、似ている行動なのかもしれません。
アスペルガーの子は、イチロー選手のように自分の成績を
支える行動パターンではないため、世間からの認知度は低く、
「ちょっとしつこい子」としか思われないようです。

 

そんな彼らの能力を生かしたフィールドが
あるのもご存知でしょうか?

例えば、JRの車両清掃の仕事。


入って右の座席から順番に、ゴミの確認、パンフレットの
補充や拭き掃除、窓拭きやってリクライミングを戻して終了、
という一定の流れに則って行う業務の場合、

そのルーチンを守ることに長けているので、
一定のクオリティを常に維持することができます。



 

無理・無駄・ムラがなく時間内にしっかり終わらせてくれます。


 

そのような非凡な力のない凡人は、ちょっと手を抜いたり、
面倒になって1つ飛ばしでやってしまったりと、悪い知恵
が働きます。

 
その結果お客様からのクレームにも繋がってしまいます。

 

清掃や工場、細かな作業など得意な方も多いので、
しつこい位に手順に拘る特徴を生かす場面は数多く
あるのです。


 
その恩恵を受けている人たちは、当たり前を思わず
感謝する気持ちを大切にしてほしいと思います。


 
アルペルガーの子はしつこい?と聞かれれば、
「確かにしつこいかもしれませんね」と答えます。

 

でもそれは、人としての個性であり能力でもあること、
活躍している場面も沢山あること、そして、今は発症
していない方でも、パズルの1ピースが欠けたことを
きっかけに発症する可能性があると伝えたいと思っています。