そもそもクレーン現象とは?何なんでしょう??


 

2歳前後に見られる現象と言われていますが、個人差があります。

 

絵本を一緒に読んでいたり、おやつを食べようとする時など、
いきなり親の手をとりその手に指差しをさせる行為。



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自分の手を使わずに親の手でおやつを取ってもらおうとして
みることや、パンダさんはどれだ~なんて質問すると、
パンダを指さすために親の手をとるなどの行為を言います。

 

このように自分の手を使うことなく、人の手をクレーンのように
使って目的を達成しようとすることから、クレーン現象を
言われるようになりました。

「あれなあに?」「これとって」など自分の要求を相手の手を
使って伝えようとする、またその要求をかなえようとする行為です。

 

自分の手を使うことがないのですが、自閉症の子に多く
見られる行動様式として注目されています。

このクレーン現象ですが、1~2歳児で多く見られるという特徴があります。

 

言葉を覚えて指差し以外にも要求を伝える手段を得ていくことで、
自然となくなっていくようです。このクレーン現象の説明だけ見てしまうと、

自分の子供にちょっとでも、クレーン現象に近い行為があると直ぐに
心配になってしまいますが、無理にこのクレーン現象を治す必要も
ないと言われています。


 

むしろ、言葉を覚えるチャンスだと考え、手をつかむ様であれば、
これちょうだいだね、これとってって言う事?

 

などその行為を言い表す言葉を教えてあげましょう。

 

行為を言葉に置き換えて消化していくことで、
言葉の発達に繋がっていきます。


自閉症は障害ですので、治る・完治するということは期待できません。

 

しかし、できる限り早い段階から支援を始めることで、
その症状を緩和させることができ、社会との適応能力を
高めていくことができます。

特に自閉症やアスペルガーの子にとって、言葉の意味を
理解することは、とっても厄介でハードルが高いものです。

 

これは大人になっても改善されないと言われています。

幼少期に見つけることができ、支援をスタートさせることが
できれば、症状の緩和していく場合もあります。

 

その反面、大人になってから初めてわかるケースも
あることを知っておかなければいけません。


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会社に適応できない、学校で孤立してしまう、本人にはどうすることも
でず、苦しみ、欝や依存症を引き起こしていく場合もあります。


 

親にとってまだ1,2歳の子が自閉症やアスペルガーの疑いが
あることを、受け入れるのは困難なことですが、クレーン現象など
の特徴を理解して、必要な対応や対策をとっていくことができれば、
成人してからの辛さは回避することができます。

 

クレーン現象が全てではありませんが、知識としてそのような行為が
あるという知識を持っておくことが大切なのだと思います。

クレーン現象=自閉症ではないということが大前提です。

 

自分の意思表示がうまくできないのは幼少期の子供には
均等に見られる現象で、そのために指さしや手を引くという
行為が出てきて当然です。

 


そんなクレーン現象が見られた時は、無理やり手をとって止めさせるのではなく、
一緒に指をさしてみたり、言葉で「○○が欲しいのかな?」などコミュニケーションを
とる事で意思を伝えることができる、という経験を積ませてあげることが大切です。


指差しの意味、クレーン現象ではなく言葉がその代用をなることを
経験することで、自然となくなっていくことが多いようです。


 

確かにクレーン現象は便利ですし、言葉を発するという
ストレスは一切ありません。

言い方を間違えて訂正されるということもありません。

 

言葉を覚えることがもっと便利で、もっと自分のやりたいことが
やり易くなるというお得な感覚を与えていきましょう。