自閉症の子供が発達する過程で、
言葉の理解に対する差は必ず出てきます。


 

知的障害がない場合でも、アスペルガー症候群の場合は、
コミュニーションがとり難いケースがある場合が多いことや、
独特の言い回し、言葉通りの受け答え、言葉が持っている
暗黙の意味を理解することができない・・・

 


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などなど、言葉に対する障害ではなく、個性として受け取られる
場合が多いため、アスペルガー症候群ではなく、1つの個性として
把握する場合も多く、親も教師も気がついていないということも
よく見受けられるようです。


 

言葉の習得にはアスペルガー症候群の特徴に合わせて、
個人別の特徴が出てきます。

 

発語が早い方が良好ではありますが、その中でもイントネーションの
違いがあったり、甲高い声で話をしたりと個性的な点や、オウム返しを
頻繁に行うなどの特徴は、比較的長く残っているケースが多いようです。


 

言葉が出てくるのが遅い場合は、アスペルガー症候群に限らず、
いくつかの症例を元にトレーニングできる施設や病院が数多く存在しています。

 

そのトレーニングの中でアスペルガー症候群である可能性も
探ることになる場合もありますが、必ずしもこれらのトレーニングで
言葉が増える、会話がスムーズに行うことができるようになると
言い切れるものではないので、親としては非常に悩ましいことかもしれません。


 

オウム返しを繰り返す特徴もアスペルガー症候群の子の特徴として
見受けられますが、オウム返しは会話の意味が理解できなかった時、
何と言っているのは分からない時にする場合が多く、言葉を理解しようと
しているのとはちょっと意味合いが違うようです。

 

山や川、海などの名詞は比較的身につけることが早いようですが、
お父さん、お母さん、など人を特定する言葉の習得は全体的に
苦手のようで、発音はできてもその意味を理解しているとは限らないようです。


イントネーションも若干違っていることもよくあります。

 

意味を理解していない場合もあることを理解しておく必要があります。

オウム返しは意味を分かっていない場合によく使われますので、
例えば、「お水のむ?」と質問し、「お水のむ?」とオウム返しが
あった場合、イントネーションは疑問形のままです。

 

この疑問形のイントネーションを聞き逃すと、「お水のむ」
肯定した意見になってしまうので、本当は飲みたくなくても、
水を飲ませてしまうことがあります。


 


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アスペルガー症候群、自閉症の子で言語の発達に遅れが見える時は、
単純にインプットの量が足りていない、言葉を処理するスピードが
人と比べて穏やか、舌や口の周りの筋肉が十分発達していないなど、
言葉と体の使い方が一致していないというケースが多いようです。


 

発達障害でも言葉の遅れが指摘されますが、遅れている原因が
発達障害によるものなのか?



上記のように身体的・肉体的な所に
原因があるのか?
判断が難しい場面もあります。

 

言葉を発していたとしても、どのような言葉を発しているかに
よっても障害であるか否かが変わってくるので、コミュニケーションが
不成立だと感じる場合は、一度しっかりと調べてみていただくことが必要です。

 

言葉の遅れには一方通行によるコミュニケーションに起因することも
考えられ、幼少期からスマホばかりで遊んでいる、テレビからの
情報しか得ることがない場合は、自分から言葉を発する必要がないので、

 

インプットはできてもアウトプットする機会が極端に少なく、
その能力が届かない場合もあります。


 

訓練や日常生活の改善で言葉も出てくるようになる場合も多いので、
相談するのと同時に今一度生活ぶりを振り返る必要はありそうです。

自分ひとりで考えこむのではなく、家族や専門医にも色々と相談しながら、
不安の解消に繋がっていけばいいなと思います。