自閉症の子の特徴として言語能力の発達途上、
多動、コミュニケーション能力の途上
などあります。

彼らの脳内を開いてみることはできませんが、
「混沌とした世界」「混入混在で未整理な世界」
ではないかと想像できます。


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様々な行動特性を理解することですが、これは
特異なものではなく、文化であるという考え方があります。

海外旅行に行くと、日本で生活している上では想像
つかない生活様式や行動習慣がありますが、
自閉症の世界も文化といっていいのかもしれません。

 

文化にあった教育や環境を整えることが大切で、
その可能性に目を向けることが、共栄共存していく上で
大切なことであると考えます。

 

■自閉症の子の行動特徴は以下のとおりです

 

・行動に落ち着きがなく、多動であることが多いです
・言葉の発達が遅れており、言語は獲得していても
会話に繋がってこないことがあります。


・コミュニケーションが苦手な場合が多く、
人と接することを避けることがあります。


 

・会話が一方的、かみ合わないなどの特徴があります。
・視線を合わせることを避ける傾向もあります。
・身体的な接触を嫌う傾向もあります。


 

・極度の拘り、特にものに対しては異常な
拘りを見せることがあります。


 

・感覚に一貫性がありません、雨に濡れても平気だけれど
コップの水で衣服が濡れると全て着替えてしまうなど


 

・ストレスや嫌悪感から、パニックを起こすことがあります。
・時に自傷行為を見せることがあります。


 

以上のような特徴があります。各パーツを複数持って
いますので、症状にも一貫性がなく様々な症例がでてきます。

 

・効果的な接し方は?


 

言葉や社会参加の能力に遅れが出やすいことから、
養育や教育という観点で接する場面が多くなります。

その際に上から言いつけるのでは理解できません。
効果的な接し方を考え見ました。

 

・理解する


 

自閉症であることを隠すのではなく、個性も含めて
周囲への理解を求めることが先決ですし、
私たちも理解に勤めるのが義務であると思います。


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自閉症は先天性のものであり、個性でもありますので、
特徴をよく聞き、理解することからはじめていきたいと思います。


 

・コミュニケーションが困難、不十分な場合が前提


 

言葉の理解が遅れているケースが多いため、耳から
入っている情報の理解が不十分な場合があります。

そんな時は、書いてみせる、目で理解させるようにすると
スムーズに進むケースが多くあります。

 

写真や絵、言語カード、筆談などでコミュニケーションを
とってみてはいかがでしょうか?


ただし、言葉の裏側やその意図を感じ取ることは
苦手ですので、端的な表現が好まれます。


 

・肯定的な表現で


 

後片付けをしてもらいたいと思ったとき、
「茶碗は自分で下げないとだめでしょ!」
言ってしまいがちですが、ダメだという言葉の概念や

その理由、茶碗を下げるという意味を汲み取ることが
苦手なので、茶碗を下げてほしい時は、

 

「ご飯が終わったら茶碗を台所にもっていきます」
と端的にしてほしいことを指示します。

言い回しをするのではなく、
端的に肯定するような表現を心がけます。

 

・経験を積んで学ぶことが苦手です


 

自宅ではできることでも、環境が変わるとできなくなる事が
多いのも特徴です。

自宅ではお手洗いも心配ないのですが、外出先でお手洗いに
行くと置いてあるものや場所、色や空間が変わることで、
何をする場所かもわからなくなってしまう場合があります。

 

面倒でも、環境が変わった場合は、ここはトイレだよ、
座って、水流すのはここと最初に目で見てわからせてから、
使用するようにします。


外食も同じです。

 

彼らにとっては全てが新しい体験ですので、覚えてないと
落胆せずに、海外に来た感覚で1つ1つ伝えていきましょう。


 

・してはいけないことをしてしまったら・・・


 

時間を置いて教えても効果が薄いことが多く、その場で
促しますが。声を大きくしたり、ダメでしょと一方的に
伝えても理解はできません。


日ごろから「×」のカードを使う、肯定的な表現で伝えるなど
の工夫が必要ですが、ここさえ抑えるとしっかり守ります。


 

ルールに厳格なのも個性なので、一度理解したルールは
絶対に守ろうともします。

駅では走らないとインプットされれば、例え乗り遅れに
なりそうな時でも、絶対に走りませんので、この個性を
上手に使ってあげるのが効果的です。