発達障害という言葉が聞かれるようになってどのくらいでしょうか。

子どもの頃、クラスメートの中に
「同じ学年にしてはちょっと幼いかな?」
って思っていた同級生はいませんでしたか?

 

現代は医学の発達とともに少し人の気持ちに余裕がなくなって
きているのではないかと寂しい気持ちになることもあります。


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子どもの頃の同級生はケンカしたり、先生に怒られたりしながらも
みんな一緒に大きくなって笑顔と涙で卒業の日を迎えました。

 

しかし、それも同級生という視線での解釈です。

本人や親御さんにしてみたら楽しいばかりの
学校生活ではなかったかもしれません。

 

時代と共に分からなかったことが解明され、対応の仕方や
投薬などを選択することで楽しい毎日が過ごせるのなら
それは子どもにとって本当に大切なことです。

まず知ること。理解しようとする気持ち、
想像力を持つこと、それが一歩だと思います。
 

◆ ADHDの特徴 (子どもの場合)

 

ADHDは脳機能(認知)の障害です。

精神疾患とは違います。

 

遺伝的なものも含まれていますので親御さんや祖父母の方に
その傾向があることもあります。

ただ年代的には、現代のような診断を受けてきている方は
少ないと思われますので、分かりにくいこともあるでしょう。

 

よく「親の育て方が悪い」「しつけがなっていない」と言われて
しまうことがあり、親御さんを苦しめていますが、これは全くの
間違いですのでよく理解をしてください。
 
・不注意 (集中が続かない すぐに忘れてしまう)
・多動性 (一か所にじっとしていられない 動き回ってしまう)
・衝動性 (感情がおさえられない 手を挙げてしまう)
・こだわりが強い (ひとつのものから離れられない 順番がかわることにがまんが出来ない)

 
その他に、学習障害、不安障害、
気分障害などを併せ持つことが多くあります。


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あくまでも特徴ということで、その子の本来持つ性格や
親御さんとの関係性、育つ環境で現れるものも変わってきます。

 

いくつかの発達障害の症状が見られることも多々あります。
「そういう傾向が強い」との解釈で良いと思います。
 

◆性別のちがい

 

同じADHDと判断があっても個人差があるように、
性別での特徴にも違いがあります。

これは本能に近い部分での差でもあるかと思われます。

 

ただ全く違うという事ではありません。

女の子でも衝動の強い子、男の子でもおっとりさんもいますので
大きなくくりとして理解してください。
 

●男の子 多動・衝動が強めに見られます。

 
・座っていなければならない時にじっとしていられない。
・静かにお話しを聞くときにおしゃべりが出てしまう。

 

・先生が質問をしてみんなが手を挙げて刺されるのを
待っている時に出し抜けに答えを言ってしまう。

・お友だちとのやり取りで早とちりをして先に手を挙げてしまう。
・順番を待てずにお友だちをひっぱってしまう。
 

●女の子 衝動の部分が弱い所が男の子の傾向と少し違うところです。

 
・ぼんやりとしていて人の話を聞いていない
・忘れ物が多い
・周りと同じ時間の中で行動するのが苦手
 
特徴ということでここに挙げたものは「苦手」と言われる部分ですが、
子ども自身が理解できないのではありません。

 

「わからない子」という判断はしないでください。

いつも攻撃的、いつもうっかりではないのです。

子どもの行動には必ず「理由」があります。

 

何もなくむやみにお友だちに痛いことをしたりする子はいません。

勘違いや、早とちりはあったとしてもちゃんと理由があるのです。

 

それをそばにいる大人は時間をかけてほぐしてあげなくてはいけません。

一方的に決めつけられたら大人だってその人とお付き合いするのが
嫌になるのと同じなのです。
 

「したくないけど 思わずやってしまう」抑えが利かなくて
「またやっちゃった・・・」と自己嫌悪に苦しむ気持ちを
どうか分かってあげてください。