■自閉症の子に見られる主な特徴

 

自閉症とは生まれつき持っている脳の障害です。



 
人と関わっていくことが苦手という特徴を持っていますが、
対人恐怖症の人や、情緒障害の人とは別の障害となります。

 

生まれつきの障害ですので、生活していく中で
自閉症を患っていくことはありませんが、
自閉症が治るということもないようです。


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一生自閉症のままと言えます。

 

そんな自閉症の方たちも個性があり、自閉症という症状を括って
説明がつくものはなく、見た目も性格もまるで変わってきます。

おしゃべりな人もいれば、無口な人もいますし、知的な遅れを
見せる人もいれば、まったく遅れのない方もいらっしゃいます。


 

それぞれに合わせた対応を考える必要があるのです。

○○だから□□という方程式の対応はありませんので、
健常者の子と同じように、園子の性格や得意なもの、
好きなことなどを把握しながら日常生活を楽しめるよう
支えていきたいものです。

 

■そんな自閉症の方たちの主だった特長を紹介します。

 

・周りの雰囲気を読んで行動することが苦手


 

その場の空気や相手の表情を察知して
行動することが苦手です。

受けとった言葉はそのまま引き受けますので、
言葉の裏側や文脈を読むことができません。

 

コミュニケーションを上手にとる事ができない方が
多いので、はっきりと言い切ること、
相手が察することに期待しないことが大切です。

 

・乗り物が好き、乗り物酔いをすることがない


 

電車やバス、車に極度な愛着を抱く子が多いのも特徴です。

特に電車は人気で、見ることも、乗ることも大好きです。

車の中から見える電車も、一日中往来を
見て楽しむことができるようです。

 

その性でしょうか?
乗り物酔いにも滅法強いという特徴もあるよです。

周りの家族が気持ち悪いと言っていても、
一人元気に動き回っていることもよくある光景です。

 

・ルールを忠実に守る


 

自閉症の子はルールにとても忠実です。

その厳守っぷりが度を越えているので、
周囲を巻き込んでしまうこともよくあります。

 

また、そのルールは社会通念上浸透しているルール
(ゴミのポイ捨て禁止・二列に並んで待つなど)
なら良いのですが、

時として自分だけのルールに忠実な場合があります。


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例えば、バスは前から2列目に座るとマイルールを
決めた子は、たとえそこに他の人が座っていても、
2列目に座ろうとしてしまいます。


また、朝のお手伝いで新聞を取ってくると決めたら、
休刊日は親が新聞を入れておかないと大騒ぎ
なるなんてこともあります。

 

ルールを守ることができないと、この世が終わるように
騒ぎ立てることもよくあります。


 

・驚いてしまうような行為も・・・



 
初めてみると驚いてしまうような行為、
自傷行為という特徴もあります。

 

自閉症の子は精神状態によって、

 

・パニックを起こし床に頭をガンガンとぶつける、
・顔に自分の爪を立てて強く引っかいてしまい、血だらけになる子
・指を強く噛んでしまう子


 

など周りの人たちが驚いたり、ちょっと悲しい気持ちに
なってしまう行動をとってしまうこともあります。

 

その力もとても強く、力ずくで抑え込もうとすると更に
エスカレートすることもあるので、上着やコート、
毛布などで包んで上げながら抱き抱えるなどの工夫が必要です。


 

・体をゆする、手をひらひらと動かすなど特別な動作をする


 

自閉症の子は外部からの刺激にとても鈍感で、
刺激を受け入れにくいという特徴もあります。


 

話しかけられても反応ができない事も、この外部からの
刺激に鈍感だという理由もありますが、人の体や脳は

刺激に反応することを習慣としているため、自分で体を
揺すったり、手を動かすことによって、自分で体に刺激を
与えているという説もあります。


 

さて、ここにあげた症状はごく一部の紹介で、比較的代表的
なものと言われている症状をご紹介しました。

これに個性が加味されていくので、症状に性格を
プラスして対応を考えていくことが求められます。

 

でも、この代表例だけでも知っていると、
対応が直ぐにできるのではないでしょうか?