◆おうちではそんなことないのに・・・

 

ADHDの子どもはおうちの中で親御さんと過ごすときは、
あまり症状が見られないと思います。

それはなぜかと言えば、集団でないからです。

 

例えば日中お母さんと過ごすときはお母さんが滑り台の
順番を奪ったり、おうちで「チャイムまでお勉強よ」なんて
ことはそんなに多くないですよね。


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お母さんは様子を見て「欲しいいのね」「飽きちゃったのかしら」
「車好きなのよね」と子どもの様子、表情、機嫌などを感じ取って
その子の性格に合った対応をしてあげられているからです。

◆入学前の大事な時期に

幼稚園でも保育園でも年長さんのクラスになると1年間かけて
小学校に上がるためのプログラムが始まると思います。

それは学習面に限らず、集団のルールや時間配分など
少しずつ授業の時間割のような組み合わせになって
いっていると思います。

 

手を使って鉛筆を持って作業をする。

最初はぐるぐるなぞりから始まり、卒園近くなると
自分のおなまえの練習をさせてくださる園もあります。

 

座って、集中しての作業はADHDの子どもには当我慢の
時間になってしまうのでお友だちと同じように取り組むのには
難しいかもしれませんので無理強いせずに興味がありそうならば
楽しめるように誘導してください。

 

実際、この時間は先生や保育士さんが子どもたちを見てくださって
いる時間なので親御さんは直接知ることができません。

 

保育参観、学校の授業参観はやっぱり普段の子どもたちとは違うのです。

また、遊びの時間にはお友だちとのおもちゃ、
遊具、空間など共有しなければならないことが
多く出てきますので、トラブルもあるかもしれません。

◆入学に向けて

幼稚園、保育園の先生から
お子さんの様子をよく伺ってください。

「なんでそんなことうちの子が言われなきゃいけないの!」

 

トラブルの原因がわが子だといわれてしまうといたたまれずに
拒否をしたくなるかもしれませんが、ここはぐっとこらえて
子どもの様子をしっかり冷静に理解してほしいのです。


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お家の中と園では気持ちと行動が変わってきます。

 

親御さんの目の届かなくなっていく子どもの
世界が始まっているのです。

それが子どもの自立の一歩なのです。

 

お友だちと楽しく遊べなくて辛い思いを
しているのは子ども自身。

毎日笑って過ごしたいのはあなたのお子さんなのです。

 

お話しを聞いて小学校生活が心配な時は入学前でも、
各自治体の教育委員会を通して学区の校長先生の所へ
尋ねてみてください。

学校の方針や、市町村の支援の対応など知ることができます。

 

今は子どもの成長を大事に見て行こうというプロジェクトが
立ち上がってる自治体もあります。

幼稚園や保育園から入学後スムーズになじめるように
申し送りをしてくれるところもあります。

 

園が学校に報告してくれることもありますが、
保護者として園に依頼するのも大事なことかもしれません。

してほしくないのは、子どもを怖がらせるという事です。

 

卒園をして自分はお兄ちゃんおねえちゃんになっていって
いると期待に胸を膨らませている小さな心を大切にしてほしいのです。

学校が始まれば園とは違います。

 

それでもちゃんと成長をしているから次のステージに上がれるのです。

子どもも親御さんと一緒にわくわくした気持ちで入学の準備を
することが新しい世界を拓く力になるのではないでしょうか。