自閉症は心の病気ではありません。


自閉症は先天的な脳の障害です。


 

そのため大人になってから突然発症するものではなく、
自閉症と言う障害を持って生まれてきます。


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ここでは子供の自閉症について解説していきます。

●自閉症の診断時期

 

自閉症の診断は非常に難しく、3歳になるまでは、
はっきりとした診断がくだらないと言われています。

アメリカを始めとした先進諸国では、医学の進歩により
1歳半程度の年齢時期にはっきりとした診断を下せるように
なると言う見方を示していますが、今現在の日本において
自閉症の診断が下るのは3歳以降です。

 

それ以前に自閉傾向があると診断されることもありますが、
自閉症児の中には1歳半までは正常に発達をしていた者も
いますし、反対に1歳半程度まで自閉傾向が見られていた
のにも関わらず、それ以降は正常な発達を送ることもあり、
非常に難しいのです。

平均すると、5歳程度での診断が多く、小学校入学前までに
診断が行われることがほとんどです。

●自閉症ではないかと疑っているなら

 

自閉症という言葉を耳にしたことがある場合、誰でも1度は
わが子を自閉症ではないかと疑うことがあるはずです。

なぜなら、一般的に幼児の自閉傾向と言うのは、
定型発達児にも見られることがあるのです。

 

代表的な幼児の自閉症を疑う行動として、
目を合わせない、振り向かない、回っている
タイヤを眺めて遊ぶ、逆さバイバイを行う
等があります。

これらの行動を見て、わが子が自閉症なのでは
ないか疑うのでしょう。

 

しかし、これら行動は定型発達児にも
多くみられる行動なのです。

逆に言えば、目を合わせても、振り向いても、
タイヤ遊びが嫌いでも、バイバイが出来ても
自閉症である可能性もあるのです。


 


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どれか1つの症状だけで自閉症であるかどうかは
分からないはずです。

総合的に判断が必要になってきますので、
気になる症状がある場合はまずは検診で
相談することが大切です。

 

専門的な先生に診てもらい、自閉症であるか
どうか経過を観察していくことも出来ます。

●自閉症の療育

 

自閉症は脳の障害によって定型発達児とは
異なる点が多くあります。

そのため自閉症児や自閉症の疑いのある子は、
療育を受けることが出来ます。

 

療育とは、治療教育という意味です。

その名の通り、治療を行いながらの教育です。


療育は自閉症児にとって必要不可欠であるとも言われ、
それが早ければ早い程良いと言われています。

 

早ければ早い程、脳の障害に
適応していくことが出来るためです。


療育はその子の特徴に合わせ、その子のレベルに
合わせたものを行います。

 

自閉症児は定型発達児と同じようにコミュニケーションを
取ることが苦手である場合が多いので、その子に合わせて
コミュニケーションを取る練習を行ったりします。


定型発達児のやりやすい方法と自閉症児の
やりやすい方法は異なりますので、保護者に
とっても自閉症を学ぶ場所になることでしょう。

 

また療育では、同じように障害を抱えている
お子さんが通園しているために、それぞれ
交流の場になっています。

療育は自閉症児だけではなく、自閉症の子を
持つ親の交流の場としても非常に大切な場所です。


 

近年、自閉症という言葉が認知され始めてきました。

そのため、支援施設は多くありますし、理解も
広まりつつあります。

 

自閉症児に合わせ適切な環境を提供し、一緒に
学んでいくことが生活の基盤になっていきます。

子供の自閉症に悩んだら、どのような病気で、
どのような環境が必要なのかを考え、何が得意で
何が苦手なのかを理解しましょう。