自閉症は名前により心の病であるという誤解が
ありますが、先天性の脳の障害です。

 

自閉症の症状には個人差があり、軽度から重度に
まで分類されています。

自閉症の原因、またその症状と特徴を解説していきます。


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●軽度の自閉症の原因

 

自閉症は症状により軽度や重度に分けられて
考えられていますが、どちらも先天性の脳の障害です。

自閉症という名前から心を閉ざす精神的な病気と思われて
しまう方も多いですが、心の病気ではなく脳の障害です。

 

病気ではなく障害ですから、治療によって自閉症が
治ることはありえません。


自閉症が現在、先天的な脳の機能障害であることまでは
はっきりとしています。

 

しかし、なぜ自閉症になるのかは全く解明されていません。


 

最近になって、精子の老化による問題があるのではないかと
研究がすすめられていますが、これは父親の年齢と自閉症の
発症率を統計的に見たデータによるもので、精子の老化が
どのように問題になっているのかどうかは分かっていないのです。

 

ただし40歳以上の父親の場合は30歳以下の男性に比べ、
その子供の自閉症発生率は6倍になるということも分かってきています。


また、このデータでは軽度自閉症と重度自閉症と分類して
統計を出しているものではないため、軽度自閉症と
重度自閉症の原因は分けられて考えられていません。

 

●軽度自閉症の症状とは

 

軽度自閉症と重度自閉症はどのような違いがあるのでしょうか。

軽度自閉症も重度自閉症も自閉症であることに変わりはありません。

 

自閉症は知的障害を伴っているものですので、まずは
知的障害を伴わない自閉症のことを高機能自閉症と呼び、
一般的にはアスペルガー症候群と言われています。


では、軽度自閉症と高機能自閉症あるいは重度自閉症の
何が異なるかと言いますと、知的障害の程度なのです。


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つまり軽度自閉症とは自閉症の程度が軽いという意味ではなく
軽度の知的障害を持つ自閉症という意味になります。

自閉症の特性そのものは大きく変化しませんが、知的障害の
程度によりその症状の現れ方に変化があるということです。

 

軽度自閉症と重度自閉症を分類するための指標として
用いられるのは、小児自閉症評定尺度です。

これにより能力を数値化し、軽度であるのか
重度であるのか判断されます。


 

軽度自閉症の方の症状は自閉症の主な特徴に
当てはまるものですが、軽度であるが故に気が付かれない
まま3歳以降に発見されることが多いです。

 

●軽度自閉症の特徴とは

 

軽度自閉症の特徴は一般的な自閉症の特徴と考えて
もらって問題ありません。

しかし、自閉症と言うのはある一点だけで決定するものではなく、
社会性、言語性、行動性のそれぞれに問題がある場合に
診断されるものです。

 

それぞれ程度の差はありますが、例えば相手の目を見ることが
できなかったり、相手の気持ちを理解できないような社会性の問題や、
発語の有無やおうむ返しなど会話のやりとりが出来ないなどした問題、

パニックになど起こしてしまうなど
行動性の問題などが特徴的なものです。

 
軽度自閉症は幼児であれば起こりうる特徴が多いので
見過ごされてしまうケースが大きいです。

 

小学校入学時に気が付くということもあるくらいです。

しかし、自閉症児は軽度また重度関係なく通常とは異なった感覚を
持っているため本人も生活が辛いと感じてしまうこともあるため、
早期発見が望まれます。