重度障害者とは?



「障害の程度」における「重度」とは、
身体障害者障害程度等級表における等級が1
級、2級の障害又は3級の重複障害等のことです。

重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態を重症心身障害といい、
その状態にある子どもを重症心身障害児と言います。


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さらに成人した重症心身障害児を含めて重症心身障害児(者)と呼ぶことに定めています。

これは、医学的診断名ではなく、児童福祉での
行政上の措置を行うための定義です。
 
重度障碍者の数は、日本ではおよそ43,000人いると推定されています。




重度障害者の原因


 
重度障害者の発生原因は実に様々な理由からです。

現在広く用いられている原因分類には、生理的要因、病理的要因、
心理・社会的要因の三つに分別する考え方があります。
 

また、出生前の原因(胎内感染症・脳奇形・染色体異常等)、
出生時・新生児期の原因(分娩異常・低酸素・極小未熟児)、
周生期以後の原因(脳炎などの中枢神経感染症・てんかんなどの症候性障害)
に分類することもあります。
 

重度障害児の発生数は、医学・医療の進歩充実により、
減少するよりもむしろ増加しているといわれています。

その理由として、超低出生体重児や重症仮産などで、
かつては救えなかったいのちが救命できるようになったことが大きな要因です。



重度障害者の特徴



・姿勢


ほとんど寝たきりの状態で、自力では起き上がれない状態が多いです。

普通に立った状態でいる事は極めて少ないです。


・移動


自力で歩いて移動する事は困難です。
寝返りも困難で、座位での移動、車椅子などが主となります。


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ですから、どこかへ自力で行く事は殆どなく、
誰かの介助なしには、移動する事ができません。

・排泄


全介助(知らせることが出来ない(70%)
始末不可(76%)


・食事


自力では食事する事はできません。
誰かの介助のもとに食事をする事になります。

自力で食事しないので、食物が気管に入ってしまうこともただあります。
介助する側はこれに注意しながら食べさせなくてはなりません。

その為、食形態はきざみ食、流動食が多いです。
これは、より簡単に食べやすくする為です。


・変形・拘縮


手、足が変形または拘縮、側彎や胸郭の変形を伴う人が多いです。

・筋緊張


極度に筋肉が緊張し、思うように手足を動かすことができません。
その為、立ったり歩いたりなどが困難です。


・コミュニケーション


言語による理解・意思伝達が困難で、表現力は弱いです。

喋るのは苦手ではありますが、笑顔で応える事はできます。

どのような障害でコミュニケーション障害を
きたしているのかによりますが、重度障害者とコミュニケーションを
上手に取りたければ、まずはその人を知るということが大切です。

その方の興味関心をひくようなことを探り
好きな事、興味をもたれることなどから関わっていけば、
少しずついろんな反応が見えてきます。


基本的には、「はい」「いいえ」 で答えられる質問の仕方や、
絵や文字も併用しながら伝えるなど、こちらからの発信に
関しては気を配る必要があります。


重複障害者の障害も実にさまざまで視覚・聴覚・言語・身体など人により違います。
ジェスチャーなどを使用しても、無反応だったりする方もいれば、
笑顔で答えてくれる人もいます。

それぞれの障害者に合わせてコミュニケーションを取る必要があります。

参照:重複障害者とは?特徴とコミュニケーション能力は?

参照:重複障害者の施設画像!費用と実態は?家族は税金控除?

・健康


肺炎・気管支炎を起こしやすく、70%以上の人がてんかん発作を
持つため、いつも健康が脅かされています。

痰の吸引が必要な人が多いです。