重複障害者とは?


重複障害者とは、

視覚障害
聴覚障害
知的障害
肢体不自由
病弱(身体虚弱を含む.)

のうち2つ以上を併せ有する場合を言います。

場合によっては、上述の5つのいずれかあるいは複数の障害に加え、
発達障害(学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、広汎性発達障害(高機能PDD)
を引き起こしている場合も重複障害です。


スポンサードリンク





どのような障害の種類があるかは様々で、視覚障害がある場合であっても、
重複する障害が聴覚障害である場合もあれば肢体不自由である場合もある。

また、三つ以上の障害が重複している場合もある。


更に重複している障害の程度が比較的軽度の場合も重度の場合もある。

従って重複障害とひとくくりに特性をとらえることはできない。


このように重複障害の種類と程度は多様であることから、
教育的ニーズも多様であります。


重複障害者は、成長して大人になっても身のまわりのことを
すべてを自分で行う事が困難です。

他者から介助を受けて生活せざるを得ない状態が続きます。


ですから、将来の職業的な自立や、経済的な自立も
実現することも難しいです。

しかし、自分の意志でものごとを決め、選択することが
できるように、精神的な自己決定の能力を育てることは、
やはりとても大切なことです。


重複障害者は、日常で生活を周囲の介助に頼るため、
自己効力感が低く、心理的にも依存的になりがちです。

その為、日常の活動がすべて受け身なものになりやすい傾向にあります。

しかし、自分が何をしたいのか、どうしてほしいのか、
何が必要であるのかなどを考え、希望を実現させるプロセスを、
自分自身で計画できるようにしていく事が課題となります。


たとえ自分の足で移動できなくても、交通手段を選び、
目的地までの経路を考えることで、その場所に行くことができます。

あるいは必要な道具をそろえたり、介助者に依頼する内容を考えたり、
どのような公的サービスが利用できるかを調べるなど、自己の能力の
不足を補う方法を知ることで、活動範囲を広げることが可能になります。


スポンサードリンク




要は他人に依存ばかりせず、出来る事から少しずつ1歩1歩進めて、
少しでも自力でできる範囲を広げれば、自立の道へ近づいていきます。



重度障害者の手当~20歳未満の障害児



・特別児童扶養手当



20歳未満の中度・重度の在宅心身障害児を
養育している父または母(あるいは養育者)に支給されます。

1級 支給額は月額50,750円
2級 支給額は月額33,800円


・障害児福祉手当



20歳未満の一定の基準に該当する重度障害のため
常時介護を必要とする方に支給されます。

支給は額月額14,380円


重度障害者の手当~20歳以上の障害者



・障害基礎年金



国民年金加入者と、20歳前に障害になった人


支給は月額1級 *82,508円
支給は月額2級 *66,008円


・特別障害者手当


20歳以上で著しく重度の障害のため
常時特別の介護が必要な方に支給されます。

支給は月額26,440円

参照:重度知的障害者の特徴と症状と原因は?

参照:重度障害者とは?症状特徴や原因は?

参照:重複障害者とは?特徴とコミュニケーション能力は?


重複障害者施設の実態



重複障害者施設では、歩けない、しゃべれない、
自分で食べれないといった障害者がいます。

しかし人は十人十色、生まれるまでに沢山の偶然が
奇跡にかわってこの世に誕生します。

重複障害者には、自力で日常生活を送れない人達が
集まっていますが、その生まれた奇跡は決して無駄にはできません。

重複障害者画像

重複障害者画像


重複障害者画像

重複障害者の施設費用



お金の面で言えば、重度の障害者一人に対して、
ものすごい税金(保険料)が費やされます。

対して、本人が支払うべき税金や保険料は、殆どゼロです。


税金や保険料は支払わず、ほぼ無料で施設入所、
医療費も無料で済みます。

年金は貯まるばかりで資産は数千万円になる方もいます。

参照:障害者年金はいくら貰うことができる?

参照:知的障害者福祉法の療育手帳制度

重複障害者の家族は税金控除?


もし、扶養している家族が障害者である場合は、
配偶者控除・扶養控除38万円に障害者控除額27万円を
加算した額である65万円が所得税の控除額になります。


扶養家族が特別障害者に該当するのであれば、
配偶者控除・扶養控除38万円プラス特別障害者控除
40万円の78万円が控除額です。


特別障害者の中でも、同居をしている場合は、
同居特別障害者扶養控除を受けることができます。


控除額は75万円になります。