統合失調症とは、脳や神経などの機能が障害され、人と交流しながら、
家庭生活や社会生活を送ることが困難になる、慢性の病気です。

 
詳しい原因はわかっていませんが、ドーパミンやセロトニンなどの
神経伝達物質のバランスが崩れることで発症するといわれています。

 
ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質のバランスが崩れることで、
緊張やリラックスをコントロールする機能、意欲やその持続に関する機能、
情報処理や認知に関する機能が障害されるといわれています。


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発症率はおよそ100人に1人、
10代後半から30代での発症が多いといわれています。

 
10代後半から30代での発症が多いため、結婚や出産に
かかわる悩みが、どうしても発生してしまいます。

統合失調症には、陽性症状と陰性症状の二種類があります。

陽性症状は急性期に現れ、薬で症状を抑えることが可能です。

 

陰性症状は急性期から回復するときに現れる症状ですが、
薬が効きにくいという特徴があります。

 

【統合失調症の陽性症状】

 

・眠れない
・音や気配に非常に敏感になる
・リラックスできない、常に緊張状態にある
・興奮しやすい
・頭の中が騒がしい
・幻覚がある
・妄想がある
 
など

 

【統合失調症の陰性症状】

 
・根気や集中力が続かない
・何もする気になれない、無気力
・喜怒哀楽など、感情が乏しい
・一日中寝て過ごしてしまう
・疲労感がひどい

 
・込み入った話を簡潔にわかりやすく話すことが難しい
・会話を積極的に続けることが難しい
・自分でいろいろなことを決定するのが難しい

 
など

上記の症状は、あくまで一例です。

また、症状の強さは、人によって違います。
同じ統合失調症であっても、症状や安定している期間は様々です。

 

再発を繰り返し、安定期が少ない人もいれば、一度発症した後は
安定期が長く続く人もいます。

また、治癒してしまう人もいます。


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比較的症状が軽く、再発を繰り返さない場合や、
治癒した人は結婚できるでしょう。

 

また、症状が重くても、パートナーに理解がある場合、結婚している人もいます。

結婚したことで、環境がよくなり、治癒したという人もいます。

 

結婚できるかどうかは、当事者と相手次第、ということです。

ただし、統合失調症でも結婚できる、と簡単には言えません。

 

どうしても、通常のカップルに比べると、壁は高くなってしまいます。

その壁を、2人でどう乗り越えるか、ということが問題になってきます。

 
結婚を考えるときには、状態が安定していても、
いつまた不調になるかわからないのが、統合失調症という病気です。

不調になっても支える覚悟がある相手であれば、結婚することは可能でしょう。

 

統合失調症の遺伝に関してですが、病気自体が遺伝するのではなく、
病気になりやすい体質が受け継がれる、と言われています。
統合失調症を発症する主な要因として、以下の3つが挙げられます。

 

【統合失調症の発症要因】

 

・脳の生物学的要因…ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の失調
・心理的要因…本人の心理的脆弱性
・環境的要因…ストレスなど

 

統合失調症は、これらの要因や、
ほかの要因などが複雑に絡み合って発症すると考えられています。

参照:統合失調症、家族の対応方法!

参照:統合失調症が治るまでの期間


参照:アスペルガー症候群の有名人一覧表

 

【統合失調症の発症率と血縁関係】

 

・一卵性双生児の発症一致率…60~70%
・二卵性双生児の発症一致率…15%
・両親のどちらかが統合失調症の子どもの発症率…10%

 
・両親ともに統合失調症の子どもの発症率…40%
・両親ともに健常の子どもの発症率…1%
・祖父母、叔母などが統合失調症の子どもの発症率…約4%

 

一卵性双生児の発症一致率が高いことから、
遺伝的要因が少なくはないことがわかります。

しかし、一卵性双生児の発症一致率が100%ではないことから、
遺伝的要因だけで発症するわけではないこともわかります。

 

 

統合失調症の患者の60~80%は、家族歴がないともいわれています。

 

ですから、遺伝を過度に心配することはないでしょう。

 
ただし、子どもが生まれたとき、統合失調症を発症しやすい体質で
あることは頭に置いておき、できるだけストレスの少ない環境を整えたり、
ストレスコントロールの方法を身につけさせたりするなど、
発症リスクを減らす対応はしておいたほうがよいでしょう。